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みんなで止めよう地球温暖化


  

地球の表面は窒素・酸素などの大気で覆われており、
その中には「温室効果ガス(二酸化炭素・メタンなど)」と言われる気体が含まれています。

地球は昼間、太陽から届いた熱によって暖められ、
夜になると蓄えられた熱が宇宙に放出されて気温が下がります。


この時、地球の気温が下がり過ぎないように熱を程よく吸収して地表に止めているのが
この温室効果ガスです。これによって、地球の平均気温は15度前後に保たれています。

    
     逆に、大気中の温室効果ガスがまったくなければ地球の平均気温はマイナス18度にまで下がり、生き物が地球上で暮らしていく
     ことは出来ません。そのため、温室効果ガスは地球にとってとても大切な気体なのです。

     ところが・・・近年、温室効果ガスは必要以上に増加しています。増加した温室効果ガスがより多くの熱を吸収し地表に止めるよう
     になり気温が上がってしまったのです。地球がセーターを着て厚着している状態・・・といえば、わかりやすいでしょう。

     こうして、地球の気温が少しずつ上昇していくことを、「地球温暖化」といいます。
     ちなみに、過去100年間で地球の平均気温は約0.7度上昇しました。
     たった0.7度!?と思ってはいけません、これにより地球ではさまざまな悪影響がでています。



  

この地球温暖化は自然由来の要因と人為的な要因に分けられる。

20世紀後半の温暖化に関しては、人間の産業活動等に伴って排出された人為的な
温室効果ガスが地球温暖化の原因である確率は9割を超えると言われており、
なかでも二酸化炭素やメタンの放出による影響が大きい。


自然由来の要因である太陽放射の変化の寄与量は人為的な要因の数%程度でしかなく、
自然要因だけでは現在の気温の上昇は説明できないことが指摘されている。

     そして一度環境中に増えた二酸化炭素などの長寿命な温室効果ガスは、能動的に固定しない限り、約100年間にわたって
     地球全体の気候や海水に影響を及ぼし続けるため、今後20~30年以内の対策が温暖化による悪影響の大小を大きく左右
     することになる。



  

     地球温暖化は、気温や水温を変化させ、海水面上昇、降水量の変化などを引き起こし、洪水や酷暑やハリケーンなどの
     激しい異常気象を増加・増強させる可能性がある。また生物種の大規模な絶滅を引き起こす可能性もあると指摘されている。

     こうした自然環境の変化は人間の社会にも大きな影響を及ぼすと考えられ、真水資源の枯渇、農業・漁業などへの影響を
     通じた食料問題の深刻化、自然災害の甚大化・砂漠化などさまざまな影響が懸念されている。




地球温暖化防止に向けて ~北海道洞爺湖サミット~


 2008年7月7日~9日まで、北海道洞爺湖にてG8サミット
(参加国: 日本・アメリカ・イギリス・イタリア・カナダ・ドイツ・フランス・ロシア)が開催され、環境・気候変動について議論が行われました。
 サミットでは長期目標として、温室効果ガスについて「2050年までに世界全体の排出量の少なくとも50%削減を達成する目標を、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)のすべての締約国と共有し、採択することを求める」ことで合意されました。
 
 地球規模で温暖化をはじめとする環境破壊が深刻化する昨今。持続可能な社会を実現させるためにも、これらの目標に向けて動き出すことが必要です。
 私たちは地球レベルでの温暖化防止の手段として、CO2排出量の削減目標を達成するために、今まで以上に高い意識を持ち、環境問題に積極的に取り組むことが必要になってくるのではないでしょうか?



 

CO2削減を義務づける条例が成立 ~東京都~



 東京都では、2010年度より温室効果ガスの排出量が相当程度大きい事業所に対して、温室効果ガスの削減を義務づけた「改正環境確保条例」が可決されました。
 
 この条例は事業所に対して規定で定められた温室効果ガスの削減を求めるもので、
「省エネなど、自らの事業所で削減対策を実施」、
「他者が実施した削減対策による削減量の取得」
により削減することとしています。
削減義務の未達成の場合は罰則(最大50万円)も設けられています。
 
 このようなCO2削減を義務づける条例は、東京都が全国で初ですが、今後全国に広まることも考えられます。
 社会の制度が環境に配慮したものに変化していく中で、企業においては、どのような状況にも対応できるよう環境配慮に積極的に取り組んでいくことが必要ではないでしょうか?